キャンプツーリングでおすすめのシートバッグの選び方
バイクでキャンプに行く際、 最も積載量が期待できるのがシートバッグ でしょう。
シートバッグは、バイクのシート後方に固定して積載するバッグです。
今回はキャンプツーリングでのシートバッグの選び方について解説します。
結論
SR400に乗る筆者の独断と偏見で選ぶなら、 デイトナ ヘンリービギンズ ツーリングシートバッグ Mサイズ が最もキャンプツーリングに向いています!
意外な選択だと思われますので、以降で解説していきます。
シートバッグの選び方
ポイント
- 収納量・拡張機能の有無
- 固定方法
- 荷物の出し入れのし易さ
- サイズ
- オプションの付け易さ
収納量
収納量は非常に重要なポイントです。
積載力があればあるほど、多くのキャンプギアを積載できるので、よりキャンプが快適 になります。
また、容量を拡張できる機能を持つシートバッグもあります。
撤収後に荷物をうまく収納できない場合などに保険としてあると安心な機能です。
固定方法
シートバッグの固定方法が、ご自身のバイクに合うのか否かを確認する必要があります。
例えば、タンデムバー・グラブバーが無いと固定できないシートバッグもあります。
固定方法については事前によく確認 しておきましょう。
荷物の出し入れのし易さ
シートバッグによっては正面の開口部だけでなく、側面も開くことができるものもあります。
荷物を入れる順番(重いものが下)と取り出したい・使いたい順番が異なります ので、荷物の開口部が複数あるものが便利です。
サイズ
いかに収納力があるシートバッグでも、大きいあまりライディングポジションを圧迫してしまうようではツーリングを楽しめませんし危険です。
収納量はもちろん大事ですが、シートバッグを取り付けた際に、 ライディングポジションが悪くならないかを第一に考える ようにしましょう。
高さ、幅、奥行のうち、最も重要なのは 奥行 です。
オプションの付け易さ
シートバッグは、その内部への収納だけでなく、周りにも積載可能です。
Dリングやモールシステムが多く付属しているシートバッグであれば、カラビナやネット・ベルトなどを使って周りに荷物を固定することができます。
かさばるマットなどはそもそもシートバッグ内へ収納するのは難しかったりする ので、周りへの固定も視野にシートバッグを選ぶようにしましょう。
具体的に見てみる
シートバッグを販売しているメーカーはいくつかありますが、個人的には タナックス か デイトナ から選ぶのが良いと思います。
人気の商品を中心にいくつか具体的に見てましょう。
タナックス キャンピングシートバッグ2
キャンプツーリングで利用するシートバッグを語る上で外せないのがこの タナックス キャンピングシートバッグ2 でしょう。
拡張機能付きで59L〜75Lと大容量で、これ1つで最低限のソロキャンプギアの収納であれば十分でしょう。
しかし、奥行が350mmあり、ライディングポジションをかなり圧迫してしまいます。
ご自身のバイクのサイズ、固定位置をよく確認した上で購入する必要があります。
デイトナ ヘンリービギンズ シートバッグ
先のタナックス キャンピングシートバッグ2と並んで人気なシートバッグが デイトナ ヘンリービギンズ シートバッグ です。
このシートバッグにはいくつか種類があります。
- ツーリングシートバッグBasicシリーズ
- シートバッグPROⅡシリーズ
- 開口部が大きい、固定方法の強化などBasicシリーズの進化版
- キャンプシートバッグSYSTEMシリーズ
- 商品名に「キャンプ」と入ったターゲットが明確なシートバッグ
- モールシステムが多く、またオプションのバリエーションも豊富で様々なカスタムができ、よりキャンプ向き
この様々なバリエーションの中で筆者は ツーリングシートバッグBasicシリーズ Mサイズ を利用しています。
何故比較的キャンプ向きではなく、大きくも無い普通のサイズを使っているのか、、、以下の表をご覧ください。
S | M | L | LL | |
---|---|---|---|---|
Basic | 300 | 275 | 320 | 320 |
PROⅡ | 300 | 300 | 320 | 320 |
SYSTEM | 350 |
上記は各シリーズ・各サイズの奥行きを表にしたものです。
ご覧いただいて分かる通り、BasicシリーズのMサイズが最も奥行きが小さいのです!
つまり、 最もライディングポジションにゆとりがあります 。(以前は LL サイズを利用していましたが、SR400に固定するとライディングポジションが悪くなってしまいやめました。)
筆者はライディングポジションを最優先し、 他の積載方法と組み合わせることで、積載量をカバーする 選択を行いました。
積載方法の組み合わせについては、以下の記事をご覧ください。
ちなみにタナックス キャンピングシートバッグ2の奥行きは350mmです。
まとめ
シートバッグを選ぶ際のポイント、具体的な商品を交えて見てきました。
筆者は ライディングポジションを重視し、あまり大きく無いシートバッグと他の積載方法と組み合わせる方法 を選択しました。
複数の積載方法を利用することは、積載を分散させることによって荷下ろしの負担が下がったり、一箇所に重みが集中しないことによってバイク走行の安定性が増したり、とメリットがあります。(積載・固定に時間がかかるなどのデメリットもありますが。)
繰り返しになりますが、以下の記事も参考にしてみてください。
最後に
ぺーぺーSE Vlog という MotoVlog の YouTube チャンネルもやっています。
よろしければ是非見てみてください!